波動と共鳴の話です
だれでもが知っている音叉の実験です。
三つの音叉を用意します。二つは四百四十Hz、ひとつは四百四十四Hzの音叉です。まず四百四十Hzの音叉二個を使い、一つの音叉をたたきます。周波数四百四十Hzとは一秒間に四百四十回振動する電磁波(波動)で、音楽ではハ長調のラの音です。ひとつを叩くと、もうひとつの同じ周波数を持つ音叉が共鳴し、音が鳴り出します。四百四十Hzという固有の波動が、同じ波動を持つものにエネルギーが伝わるのです。ハ長調のラの音を正確に発音すればやは音叉はなり出します。
次に、四百四十Hzの音叉と四百四十Hzの音叉、一方をたたいても周波数が違うため共鳴せず、音は伝わりません。二Hzだけの違いですから強く叩けば少し共鳴しますが、これが五Hz位違えばまったく共鳴しません。

波動は同じか、あるいは近似の波動(周波数)を持つものに共鳴現象によりエネルギーが伝わるのです。また、ここでもう一つ重要なことは、オクターブが違っても共鳴するということです。四百四十Hzに対して、一オクターブ下の二百二十Hz・一オクターブ上の八百八十Hzのものなど、四百四十Hz約数、倍数の関係にある周波数のものは共鳴します。
このことから、世の中のフラクタル(相似象)構造ということについてさまざまな仮説を持つことができます。
さて、波動と共鳴の原理を使った技術は、私たちの身の回りにたくさんあります。
例えばラジオは電波という電磁波の一部の周波数帯を使っていますが、各ラジオ局は電磁法により固有の周波数を使うことが許可されており、その周波数の電波を発信します。そして、ラジオを聞きたい人は自分のラジオの周波数のその局に合わせます。
発信された電波の周波数と受け取る側の周波数があったとき、すなわち共鳴となったときにはじめて受信され、音が聞こえてきます。この周波数の共鳴がなければ、ラジオのスイッチをオンにしていても特定の局の番組を聞くことはできません。
このほか、最近流行の携帯電話も、まったく同じ波動と共鳴の原理を応用しているものです。

特定の番号をダイヤルすることは、特定の周波数(波動)が発信されることで、それと同じ周波数(波動)を持つ受信機だけにその電波信号が共鳴原理で届くことになります。また医療分野でもこの原理は応用されています。非常に強力な磁気を使用することの是非は別として、MRIもこの共鳴原理を応用していることに変わりはありません。これらは、原子や分子が、非常に精密な特性をもつエネル
ギ−によってのみ活発となる特別な共鳴周波数を持っていることを利用しています。非常に単純なことですが、すべてのものに固有の波動があり、それらは共鳴原理によりさまざまな姿となって具現化することになります。では、私たち人と人とのかかわり合いにおける波動と共鳴現象について見てみましょう。私たちの体全体や感情、意識といったものに固有の波動があるということはおわかりいただけたかと思います。
そして、日々私たちが感じ取っていることも、共鳴の原理に従っていることになります。私たちのふだんの生活の中では、波動というエネルギーを表す言葉として(気)というものが古くから使われてきました。

気が合う、人気がある、気配がする。気が合うというのは、まさしく波動が共鳴しているということで、人気というのが大勢の人を共鳴させることができる波動ということになります。ある人が部屋に入ってきただけでその場の雰囲気が変わったりすることがあります。これもその人の波動によってその部屋の人たちに共鳴感や非共鳴感を感じさせていることになります。遠くにいる者同士が、意思を通じ合わせるテレパシ−のことも波動の共鳴現象と考えれば別に不思議なことではありません。お互いが相手を思う心が共鳴して、エネルギーが伝わるということは理解できることです。日本でも昔から虫の知らせということがよく言われています。肉親や仲の良い友達はもともと周波数の似通った同士であり、何かの拍子にその意識が強くなったときに共鳴して、何らかのエネルギーが伝わる…
これは科学的に解明されたことではありませんが、現実にこのようなことが起きているのは事実のようで、このようなことも波動と共鳴ということで考えると納得ができます。これらのことが科学的に解明される日を楽しみに待ちましょう。

パワーストンを身に付けるということは、この共鳴現象を利用することです。
以下HPのサンプルペ−ジより
水晶の振動は、誤差は1/100000の精度で安定に発振するそうです。その人に、より近い波動のパワーストンの正確な波動と共鳴することにより、その波動がその人の上に良い影響を与えるとともに、身につけることによってパワーストンと共鳴現象で人の波動が上がります、その波動が上がったことによってその人の交際範囲もまた変わっていきます。
また波動の高い人と付き合うことにより、その波動が また 高い人との共鳴現象によりその人の成長が促進されます。
成功した人は、晩年になって、よく教育の重要性を強調します。
自分で学校を建てた人もあります。(学問、教育の問題点は別として、この問題はまたの機会に話します。今は波動の共鳴として)
これはどういうことかというと、その人はあらゆることをやってきたが、最後には人間は何も所有できず、ただ伝達(波動の共鳴により)するだけだ、という結論に達したからだ、と思います。

そういう人は、人生とはどうあるべきかもわかった人に違いありません。
スケ−ルの大きなリ−ダ−の精神が、そのあたりに伺えます。
人は所有にこだわる。また、こだわり方に程度がある
いくら物やお金、財産、地位を所有したといっても、その所有は永久的に続くものではありません。
その人に必要なのは、自分を磨き、その波動を 高め 伝えることです。   

⇔もみじ