足の裏と身体の関係
◆足は体の縮図です。足には体内の主要機関、腺など体のすべての部位に対応する反射区(リフレクスエリア)があり、足の裏、足の甲、足の脇等足全体に分布しています。
◆リフレクソロジーは、足にある反射区(リフレクスエリア)に刺激を加えることにより、その対応する体の部分(臓器・腺)を活性化する自然療法です。ストレスを解消し、血液循環を促し、身体のバランスを回復する、すばらしい効果を発揮します。足には神経の末端が集まっており、その数は約7200といわれています。足のリフレクソロジーの目標は、身体が健康な状態(調和の取れた状態)に戻るのを助け、本来持っている自然治癒力を活性化させることです。
◆足の反射区(リフレクスエリア)は、体のすべての部分と、エネルギーの通り道(チャネル)でつながっています。この反射区に一定の刺激を与えると、エネルギーチャネルがクリアになり、身体が本来持っている癒しのエネルギーが滞りなく流れるようになります。
◆ロズ・ゾリンジャー氏が考案した"Body Systems Method of Reflexology"は、このホリスティックな考え方に基づく独自の療法です。足の反射区を解剖生理学的に分割し、そのシステムを順に働きかけることにより、施術者は働きかけを行っている部分について、常に解剖学的・生理学的意味と作用を意識することができ、その組織が身体のほかの部分をどのようにサポートし、また相互に作用し合っているか、またクライアントの健康に最大の恩恵をもたらすためにはどうサポートするのがベストかといったことがわかります。このようにして、リフレクソロジストは、クライアントの自己治癒のプロセスを促進援助することができます。身体はホリスティックな働きにより、自らを回復させる独特の能力を持っています。そのプロセスは肉体、精神、霊性のすべてのレベルでのその人を健康な状態に導くように働きます。
◆リフレクソロジストは、クライアントの身体のいろいろな「ストレス領域」や「エネルギー停滞領域」を見極め、クライアントの足への働きかけを通じて、からだの自然な自己治癒力の発露を促します。リフレクソロジストは、クライアントの身体組織がバランスを取り戻し、ホメオスタシス(身体が恒常性を保とうとすること)を達成するためサポートします。リフレクソロジーは医療に取って代わるものではありませんが、それを補完するものです。
リフレクソロジーの効用
神経系組織と内分泌系組織に働きかけることにより、ストレスと緊張を緩和します。
身体全体の神経の働きと血液の供給(血液循環)を活性化し、改善します。
身体の組織がホメオスタシス(恒常性を保つこと)を達成し、バランスを保つことを援助します。
体内の不要なものを排出することを助けます。 万病の予防になります。
創造力と生産性を高めます。 体内のエネルギーに活力を与えます。
⇔稲穂