心のエネルギーの話です☆★
最近、健康であるかどうかは自分に責任があるとよく言われるが、それが少し誇張されているように思われることもあります。第一、すでに病気になっている人に、病気になったのは自業自得だと告げたところで何の意味があるでしょう。しかしながら、エネルギー・システムが詰まる主な原因はストレスや否定的な態度であることは明らかです。また、言うまでもなく、バランスのとれていない食事、酒、たばこ、さまざまな薬などによって体を酷使したことも原因のひとつです。従って、多くの病気は治療で治るけれど、本当に健康を取り戻したければ、生活様式や生きる姿勢を変えなくてはならない。受身の態度でいたのでは治療プロセスは促進されない。
また、「自分に責任がある」と言っても自分ひとりで苦闘しなければならないということではなく、他の人の助けを求めそれを受け入れることは、自分を救うことの一部なのです。実際、なぜ病気になったかは第三者に指摘してもらわないとわからないことが多い。自分で事態を見極めたり、どんな悪い習慣を持っているかを自覚したりすることがいかに難しいか事あるごとに思い知らされる。
病気になってはじめて健康とは何かを悟る事が多い。
いくら助言しても、その助言を受け入れ、治癒の初期段階に「転ばぬ先の杖」的な注意を守るかどうかはその人次第です。
一度エネルギーが蓄積されると、正しい栄養をとり、心の持ち方をしっかりさせておけば、エネルギーを維持することができます。
健康を保つのに一番必要なのは人生に対して肯定的な態度をとることです。
否定的な態度とストレスがほとんどの病気の根底にあります。それからもちろん、自分を破滅させるような悪い習慣がつくのも否定的な態度やストレスのせいなのです。もちろん誰でも「肯定的に考える」ようにと忠告を受けたことはあるでしょうが、必ずしも忠告通りにできるとは限らない。肯定的なものの見方をするとどういうことが…・
つまり、多くの人の場合、肯定的な態度によって、それまで閉じられていたドアが開くのです。
また、ゆったりとくつろぐ技法や心を広げる行法をすることによって開きます。
ストレスは最近マスコミでよくとりあげられるので、それが癌をはじめとするいろいろな病気の原因となったり発病の引き金となったりすることはよく知られています。ストレスを受けると本当に病気になることが多い。
心配したりこわがったりしているとアドレナリンが増大し、そうなると否定的なエネルギーが体内に鬱積し、各種の器官が本来の働きをしなくなる。が、堅調を緩める方法や種々の行を習った入は、ストレスのために病気になるというようなことがなくなる。
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