4.ダイエット成功の黄金法則
■生活習慣から肥満の原因を発見!
私達の生活習慣はほとんどが無意識に繰り返される行為の積み重ねです。ですから、他人から見たら驚くような行為や習慣であっても自分では気になりません。特に、食事に関することは幼児期からの歴史があり、一人一人肥満の原因となる行動パターンは異ります。ですから、この無意識の行為をチェックしてみて、何が肥満の原因なのかを客観的に把握する必要があります。 そのため、初回のカウンセリングでまず行うのは生活習慣チェックです。皆さんもぜひ、チェックしてみて下さい。チェック項目が27項目ありますが、全くその通 りという場合は3点。時々そうだという場合は2点。あまりないは1点。全くないは0点です。 こちらにに診断のページがありますので活用してみて下さい。)
◆生活習慣チェック表
1.食べることは好きなほうだ(3. 2. 1. 0.)
2.何か気になることがあるとつい何か食べている(3. 2. 1. 0.)
3.10分ぐらいで食事を済ませることがある(3. 2. 1. 0.)
4.食べ物はあまりかまずに飲み込んでしまう(3. 2. 1. 0.)
5.アルコールを飲んだ後必ず何か食べている(3. 2. 1. 0.)
6.食事をとる時間が不規則だ(3. 2. 1. 0.)
7.おなかいっぱいでもデザートは食べられる(3. 2. 1. 0.)
8.スナック菓子を1袋食べてしまうことがある(3. 2. 1. 0.)
9.10分以上歩くのは嫌いだ(3. 2. 1. 0.)
10.和食よりも中華料理や西洋料理が好きである(3. 2. 1. 0.)
11.おやつには必ず甘いものを食べる(3. 2. 1. 0.)
12.1日1回は外食する(3. 2. 1. 0.)
13.薄味よりも濃い味の料理が方が好きだ(3. 2. 1. 0.)
14.揚げ物や炒め物など油っこい物が好きだ(3. 2. 1. 0.)
15.ファーストフードやインスタント食品を良く食べる(3. 2. 1. 0.)
16.よる眠る直前の2時間前に食べることが多い(3. 2. 1. 0.)
17.TVを見ながら食事やお菓子を食べることが多い(3. 2. 1. 0.)
18.好き嫌いが多いほうだ(3. 2. 1. 0.)
19.身の回りに果物やお菓子がいつも置いてある(3. 2. 1. 0.)
20.目の前に食べ物があるとつい手を出してしまう(3. 2. 1. 0.)
21.食後胃がもたれることが多い(3. 2. 1. 0.)
22.運動すること自体珍しい(3. 2. 1. 0.)
23.いらいらは食べることで発散することが多い(3. 2. 1. 0.)
24.休日や暇なときはゴロゴロしていることが多い(3. 2. 1. 0.)
25.連休、盆、正月明けにはいつも体重が増えている(3. 2. 1. 0.)
26.食べた後で食べ過ぎたことを後悔する(3. 2. 1. 0.)
27.ダイエットを試みたことが何回かある(3. 2. 1. 0.)
合計点数が30点以下はセーフ、31〜60点はイエローカード、61点以上はレッドカードとなります。
30点以下でしたら、まず肥満になることはないでしょう。この生活パターンを続ける限り、あなたは今のプロポーションを保つことが出来ます。現代人としては、健康的な生活習慣の持主です。
31〜60点は、注意信号です。何か大きなストレスや生活パターンの変化をきっかけに肥満になる可能性があります。生活習慣の改善や脂肪代謝を高める工夫を心掛ける必要があります。ダイエットに効果 のあるお茶や定期的な運動に取り組むことをおすすめします。
61点以上は、危険信号です。あなたはすでに肥満か、もしくは、このままの生活を続ける限り肥満街道をまっしぐらという状態です。健康のために今の生活の見直しをおすすめしたす。生活の中にリラクセーションの時間を意識的に取り入れると良いでしょう。また、急激で過度の運動よりも、イメージングや呼吸法、ヨガなどがおすすめです。
本格的に、ダイエットを目指す方は、原因となるストレスパターンを把握し、解消法をマスターすることをおあすすめします。お近くのダイエットカウンセラーにご相談になると効果 的です。 皆さんは、いかがでしたか?このように具体的な質問事項があると、生活習慣の中での問題点が明確になり、取り組みやすくなります。自分のパターンを知ることはダイエット成功への第一歩と言えるでしょう。 95%成功するダイエット法では、このチェックの後、カウンセラーと相談者の間で生活パターンの分析を行い、無理のない生活改善方針を立てていきます。しかし、絶対に押し付けることはしないで、クライアントの意志に任せることにしています。
■簡単な生活改善から始めて、成功体験を重ねるのが成功のコツ
さて、生活習慣チェックで日頃の生活の問題点が明らかになったら、太る原因となっている習慣の改善に取り組みます。この時のポイントは決して、「○○はしない」とか「○○はやめること」のように否定的な表現をとらないことです。否定的な表現は、自分の持つパワーを減じたり、エネルギーを損ねる原因になります。 むしろ新しい習慣をつくるというポジティブな気持ちで取り組んで頂いた方が上手く行きます。まず、無理なく取り組めることから始めることが大事です。 例えば、 1、いつも外食で肉食や脂っこい食事が多いようだったら、お店を変える 2、リビングの目につく場所にお菓子の袋の代わりに痩せるお茶を置く 3、いらいらしてきたら、食べる代わりに簡単な複式呼吸を行う 4、甘いものの代わりに水やダイエットティーを十分に摂取する 5、まとまった時間が取れなくても、短い時間で出来るエクササイズを行う 6、過去のことにクヨクヨする代わりに、未来のプラスイメージを重い浮かべる 7、ストレスから逃げるのではなく、ストレスの原因に向き合うようにする のように、いつものパターンの代わりになる行動を決めていきます。 そして、いつものイメージトレーニングのときに新しい生活習慣を楽しむ自分の姿をイメージするようにします。ここで、大切なことは新しい習慣として実戦したことが一つでもあったら、出来たことを認め、自分を誉めるようにしてください。 すぐに出来ることから取り組み、実行し、成功体験を重ねることがダイエット成功のポイントとなります。
■やせる生活パターンをビジュアライゼーションする
あなたはすでに、自分の望むライフスタイルやテーマをドリームマップで描いています。さらに、自分の望み通 りのプロポーションを手に入れたら、どんな生活をするのかを設定しています。 あなたは日々のイメージトレーニングで自分が理想の肉体をもち、気に入った洋服を楽しんだり、自由に振舞っている自分をイメージします。あるいは、海辺やプールサイドで自分のプロポーションに視線を浴びているなど・・・。 もし、途中で何か、否定的な感情がでてくるようであったら、自分が寛げるそして、無理なく楽しめるイメージを思い描いてください。 例えば、エッセンシャルオイル入りのお風呂に入ってゆったりと寛いでいる。好きな映画を観て楽しんでいる。お気入りの歌手のコンサートで夢中になって楽しんでいる。気の合う友人とおしゃべりをして時間を忘れている。ウインドウショッピングを楽しみ、気に入ったレストランで食事を楽しんでいるなど。どんな出来事でも自分を楽しませることなら、そのイメージに戻って下さい。 このような楽しいイメージを思い浮かべたあとで、自分の新しい習慣を楽しんでいるイメージを想い浮かべます。朝から夜眠るまでの1日の生活パターンをビジュアライゼーションするのです。すると無理なく行動している自分に気づくようになります。 意志の力で無理矢理自分を奮い立たせて行うダイエットとはまるで違う、方の力が抜けた楽しい生活習慣が始まります。 このイメージの力を応用すると、早起きや勉強習慣をつけたりするのにも役立ちます。禁煙やスポーツのイメージトレーニングも十分なリラックス状態をつくり、ありありとイメージすることがポイントになります。イメージングのポイントについてはまた別 の機会に述べます。
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