元気のでる館 > 健康癒し能力開発グッズ > 弥生会計、「決算報告書」設定

 個人用「決算書設定」

1.今回は個人用の「決算報告書」設定についてお話していきます。画面は、法人のときと同じく、クイックナビゲータ「決算」かメニューバーの「集計表」→「決算書」の中にある「決算書設定」を立ち上げます。
 個人用は設定項目が法人と違っています。「決算書設定」のウィンドの中の左側「決算書」の下には、「共通項目」「決算書」「一般(不動産)用青色申告決算書」となっていると思います。まず一番上の「共通項目」の左側の+をクリックしてみましょう。「事業主」「依頼税理士」2種類の項目が出てきます。「事業主」では指定された項目に入力していきましょう。決算書に印刷される住所や名称は、ここに入力した通りに出てきます。氏名・フリガナは全角10文字まで、住所は全角30文字までですので、長い場合は気を付けて入力してください。 「依頼税理士」は空欄のままでも大丈夫です。

 次に「決算書」「一般(不動産)用青色申告決算書」ですが、個人事業者では「決算書」を使う場合があまり無く、税務署への確定申告には、「一般(不動産)用青色申告決算書」の方を使いますので、そちらだけお話していきます。ここの設定をするには、税務署から送られてくる「青色申告決算書」の用紙を見ながら入力していくと、イメージがつかみやすいと思います。では設定に入っていきましょう。最初は「集計科目設定」です。ここは法人のときと同じ様に、「帳票」の欄で貸借対照表科目と損益計算書に出てくる科目を切り替えます。「決算書名称」が税務署に提出する「青色申告決算書」の勘定科目、「集計科目」の方が日常入力に使っている「勘定科目」になっていて、これらを関連付けていきます。
個人用の「決算報告書」設定です。「集計科目設定」の続きからお話しましょう。 

              
2.「決算書名称」が税務署に提出する「青色申告決算書」の勘定科目、「集計科目」の方が日常入力に使っている「勘定科目」ですので、「集計科目」が未設定となっているところや「○件選択」となっているところはそれで正しいのか確認します。何の集計科目が設定されているかを確認するには、そこにカーソルを置きウィンド下の「変更」ボタンをクリックします。出てきたウィンドの1番下「集計科目」の右側▼をクリックすると、ドロップダウンリストが出てきて、選択されている勘定科目が青く反転されています。
 決算書名称の変更は、その項目にカーソルをあて、下の「変更」ボタンをクリックして出てきたウィンドで集計科目を指定し、「OK」をクリックするとできます。このとき、複数の集計科目を指定するときは、キーボードの「ctrl」を押しながら該当する集計科目を順番にクリックしていくとできるようになっています。
 また、指定してある科目を無くしたいときは、「変更」ボタンで出てきたウィンドの「集計科目」で「指定なし」という項目が用意されていますので、これを指定ください。「決算書名称」そのものを削除する機能はありません。
 「決算書名称」の追加については、資産の部、負債・資本の部・経費のそれぞれに「決算書名称」が空欄で「集計科目」が指定なしになっているところがありますので、そこを利用してください。
 税務署に提出する申告書では、損益計算書が1ページ目に、貸借対照表が一番最後の4ページ目になっていると思いますのでそこと、残高試算表を合わせながら、設定の漏れや間違いがないかを確認していくといいかと思います。

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【Q】法人用の決算報告書の勘定科目で出てこないものがあります。この分はどうなっているのでしょうか?設定方法を教えてください。 【A】 他の勘定科目と合算されていることと思います。初期設定以外で勘定科目を新規に設定するとそうなる場合があります。試しに、残高試算表と決算報告書の各勘定科目ごとの金額を比べてみてください。違っているところに合算されている可能性があります。勘定科目設定を確認するには、クイックナビゲータ「決算」かメニューバーの「集計表」→「決算書」の中にある「決算書設定」を使います。ウィンドの中の左側「集計科目設定」をクリックするとウィンド右側に勘定科目が現れることと思います。この画面、「帳票」の欄で貸借対照表科目と損益計算書に出てくる科目を分けていますので、注意してください。また「決算書名称」が決算書で出力される勘定科目、「集計科目」というのが日常入力に使っている勘定科目になっています。

該当する勘定科目が見つかったら、そこをダブルクリックするか、その勘定科目を選択後画面下の「変更」ボタンをクリックすると、 「集計科目の修正」という新しいウィンドが出てきます。ここで、現状の確認や設定を行います。 ウィンドの1番下「集計科目」の右側▼をクリックすると、ドロップダウンリストが出てきます。青く反転されている勘定科目が現在設定されているものとなっています。これを変更するには、該当する勘定科目をクリックすればできますが、複数の集計科目を指定するときはキーボードの「ctrl」を押しながら集計科目をクリックしてください。
   設定後に印刷してみて、その結果と残高試算表を対比しながら、見直すことをお薦めします。面倒ですが、一度設定しておけば来期に更新しても設定は継続されます。
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【Q】 摘要を入力するときに摘要バインダが表示されますが、そこから選択せずに入力するときに 「Enter」キーで一度カーソルを金額に飛ばしてから戻っているので不便です。   何か便利な方法はないでしょうか?
【A】 項目の移動にマウスではなく、キーボードで作業しているとき、ドロップダウンリストが不便に思えることもありますよね。表示しているドロップダウンリストを画面から消す(表示させなくする)には、キーポードの「Esc」キーを使います。そうすると、カーソルを移動させなくてもそのまま摘要を入力することができます。これは、摘要バインダだけでなく、勘定科目や仕訳バインダ等のドロップダウンリスト、カレンダーや計算機でも同じです。ちなみに表示していないときは「F4」キーを押すと表示されます。

 ドロップダウンリストの表示・非表示は、環境設定で変更することができます。クイックナビゲータの「事業所データ」タブか、メニューバーの「ファイル」から「環境設定」を立ち上げます。「共通設定」「帳簿・伝票入力設定」と弥生会計03以降のバージョンからは「バインダ設定」の三つがありますので、真ん中の「帳簿・伝票入力設定」タブをクリックします。その中に「ドロップダウンリストを自動表示する」という項目がありますので、自動表示するときはここにチェックを、しないときはクリックしてチェックを外してください。環境設定の「帳簿・伝票入力設定」タブでは、他にも細かい設定ができるようになっていますので、試してみてください。

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