招き猫の話

 由来縁起に遊女がらみの説が見られることから、招き猫と花柳界は浅からぬ因縁があります。
その昔には遊女や芸妓のことを「猫」と呼んでいたし、遊女屋の神棚に招き猫を祀ることが大いに流行。
 そんな招き猫が蕎麦屋などの商家に置かれるようになったのは時代が下った明治、大正の頃のこと。
一般家庭にまで進出したのは、そう古い話ではない。 おそらくここ数十年のことではないか。
そして、その背景には昭和三十二年に施行された売春防止法があるのではないかという。
赤線の灯が消えたことによって、招き猫がかつては花柳界の領分にあったものだという来歴を知る人間も少なくなって、一種のタブーや抵抗感もなくなったのだろうという。
また、根強く続いている猫ブーム、そして大量生産が可能になった影響もおおきいとも。
江戸から平成まで五つの時代を生き抜いてきた招き猫。

手の挙げ具合
右手を挙げた招き猫が招いてくれるのはずばり現金。
左手を挙げた招き猫が招くのは人、つまりお客さん。
両手挙げの招き猫・・・金運と人を招く。
手の長さにも意味があって、耳を越して高々と挙がったものを「手長」と言って珍重し、高ければ高いほど、より遠くの福、より大きな福を招いてくれると言われる。 
色については、黒猫は魔を祓う厄難消除、一般によく見かける自猫は、スタンダードな開運招福を意味する。
近年になって人気が出てきた金猫は金運満足。赤猫は無病息災を祈願。

 人間は、自分が思い描いたとおりの結果を出す。これは長年大勢のスポーツ選手のメンタルトレーニングを手がけた中で実証された真実です。ですから、いかにポジティヴな成功シーンを描けるかが、勝敗を分けると言っても過言ではありません。
そもそも、人間の行動は観念にとらわれていますから、過去の悪いイメージを描けば、その方向へ向かってしまう。ですから、その否定的なパターンを断ち切り、自らの力でしっかりと自己コントロールすることが非常に重要になります。そのために近年、スポーツ界ではアルファ波の効用に着目し、それをメンタルトレーニングに取り入れて数々の成功事例が報告されています。実際、優秀な選手ほどアルファ波の優勢率が高く、目標設定の仕方、さらには自己分析力と自己コントロール力に優れています。
しかし、このようなメンタルトレーニングが効果的なのは、スポーツ選手だけに限りません。
ビジネスマンや学生、主婦、そして自分がイメージしたとおりの成功を手にしたいというあらゆる人にとって、有効な手段になります。

目標の設定から達成までのプロセスを、実際に大脳生理学や心理学で用いられている各種ノウハウを取り入れ、誰もが本来持っている“潜在脳力”を顕在化させて目標達成・願望実現に向かわせる。
テレビ受像機のスイッチを入れても、放送局の送り出す電波に共鳴しなければブラウン管に映像は現れないように、生物も、過去に存在した生物の「形の場に共鳴」しなければ、その形も行動も現実にはならない。彼はそう主張するのだ。
これは今科学界で流行の物質還元論、つまり生物現象はすべて物質現象に還元して解明することができるという説に、明らかに反する。

この仮説を基づける実験がある。
水槽から脱出する道をネズミに学習させる実験がそのひとつだ。
この実験を受けたネズミの子孫たちは、世代を追うごとに、よりたやすく水槽から脱出する。
そればかりではない。
その後、まったくかけ離れた地の実験室で同様の実験を行ったところ、ネズミたちは初めからいとも簡単に水槽から脱出してしまったのである。さらに、イギリスのテレビ局が協力して行った、パズル絵に隠された絵柄の認識実験。ホンモノのヘブライ語や、ホンモノのモ−ルス信号のほうが、ニセモノよりも学習しやすいという実験。
生まれたばかりのヒヨコが光るものをつつく習性を利用して行われた実験などが、この仮説を支持する結果を出した。
そこで、あらためて動物や人間の行動を観察してみると、まさに「形の共鳴」作用が働いていると思えるものがいくつもある。イギリスのシジユウカラが牛乳ビンのフタを開けて中の牛乳を飲む行動。
都市にすむスズメがサクラの花を食べる行動。
カツコウの托卵行動。ニワシドリが交尾のために特別な構造物をつくる行動。ササゴイの魚釣り行動。
ニホンザルのイモ洗い行動。さらにシロアリやスズメパチの巣づくりなど・・・。
人間の探層意識に根ざす現象もそうだ。ユングによって提唱されたさまざまな

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