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【Q】 手書きの帳簿から弥生会計を利用したいのですが、今期始めから導入する場合の残高の登録方法を?

【A】 残高登録の前に、勘定科目の整備と補助科目の設定を済ませておくことをお薦めします。
それが終わっているものとして、期首から導入の場合は前期末の貸借対照表から登録しますので、ご用意をお願いします。それと、補助科目を設定している場合は補助科目の残高を先に登録してから、勘定科目の作業に取りかかります。弥生会計「決算報告書」設定  弥生会計なんでも相談  決算書を理解する3つのポイント  

画面はクイックナビゲータ「導入」かメニューバー「リスト」にある「補助科目残高編集」を使います。
まず、画面左上の「月度」が「前繰」となっていることを確認し、その上「勘定科目」の▼をクリックしてください。
すると、勘定科目が出てきます。ここには、補助科目が設定されているものだけが出てくるようになっています。
設定するものを選びクリックすると、下の画面の「補助科目」の下に、設定してある通りの項目が入ります。
その横に前期残高を登録していきます

そうして、該当する補助科目の登録が終わったら、勘定科目の方も登録していきましょう。
画面はクイックナビゲータ「導入」かメニューバー「リスト」にある「勘定科目残高編集」の方を使います。
こちらも画面左上の「月度」が「前繰」となっていることを確認、勘定科目毎に入力しますが、先に補助科目の残高を登録してある分には、その補助科目の合計金額が先に入っていますので、確認だけしておいてください。
勘定科目・補助科目とも、前期の貸借対照表科目だけ登録し、損益計算書にある科目には残高を登録する必要はありませんので、注意してください。
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【Q】今期から消費税課税となった法人の設定の変更方法と、免税のときと仕訳入力の違いを?

【A】データの繰越処理を終えたら、免税から課税へ設定の変更をしましょう。
クイックナビゲータ「導入」タブかメニューバーの「ファイル」→「消費税設定」をクリックして「消費税設定」のウィンドを立ち上げます。最初に左上の「業者区分」を「課税」に変更、次にその右側の「課税方式」を選択します。
「本則課税」ならばその右に出てくる「仕入税額控除方式」を選びます。

 簡易課税の場合は「売上事業区分」をドロップダウンリストから選びます。
先ほどの「仕入税額控除方式」やこちらも詳しくは税務署や顧問税理士に確認してから設定してください。

 消費税の設定登録については、「免税」「課税」以外は後で変更できますので、迷った時はとりあえずそのままでも大丈夫かと思います。

 「経理処理方式」は、前提とする処理方式が「税込」か「税抜」かということです。
消費税の集計が売上や仕入等勘定科目ごとに集計されるのが「税込」、仮受消費税・仮払消費税で集計される方法を「税抜」といいます。
 仕訳データの入力では、「経理処理方式」で設定した様に金額を入力していけばいいでしょう。

「税込」としたら実額で、「税抜」の場合で「内税」は実額、「外税」は消費税抜きの本体価格、「別記」では消費税抜きの本体価格に仮受消費税・仮払消費税の仕訳を追加することになります。

仕訳入力のとき、摘要の下に「区分」の欄がありますのでそれを確認しながら作業するといいかと思います。

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【Q】弥生会計を使って、特定非営利活動法人(NPO法人)の記帳ができますか?

【A】はい、できます。
特定非営利活動法人の会計は、弥生会計で想定している「営利企業」のものとは違っていますので、その分手直ししたり、別途作成する財務諸表も出てきます。

 まず最初に弥生会計を導入して事業所データを作るとき、「製造原価報告書」の作成の有無を選択しますが、そのときは「無」とした方が、決算後の財務諸表作成時に分かりやすいかと思います。

 勘定科目や補助科目の設定では、弥生会計の初期設定になっている「売上高」のところを「収入の部」、売上原価の中の「当期商品仕入」を「事業費」、「販売費及び一般管理費」は「管理費」となり、その下にそれぞれ必要な勘定科目・補助科目を設定していきます。

 また、税法上の「収益事業」や特定非営利活動法人法の「その他の事業」がある団体では、「部門」の設定も必要かと思います。

 そうしてから、日々の記帳作業(仕訳データ入力)を始めていきましょう。
受付センター







【Q】
消費税の設定で「税込」と「税抜」がありますが、どう違うのでしょうか?

【A】 「税込」と「税抜」、一番の違いは、決算報告書で出力される金額です。
各勘定科目、消費税を含んだ金額で表示されるのが「税込」、消費税抜きの本体価格で表示されるのが「税抜」です。

ただし残高試算表などの集計表と総勘定元帳は、切り替えれば「税込」「税抜」どちらでも表示することができます。もう一点の違いは、仕訳入力時の金額の入力方法です。
「税込」では消費税を含んだ総額を入力しますが、「税抜」は少し複雑になっていて、「内税」「外込」「別記」の3種類に沿って金額を入力することになります。

     「内税」… 消費税込の総額を

     「外税」… 消費税を抜いた本体価格のみ

     「別記」… 消費税を抜いた本体価格

     仮受消費税or仮払消費税として仕訳入力します
これら3種類は各勘定科目ごとに、初期設定で指定されていますので科目リストの勘定科目修正のウィンドにある「税計算区分」という項目を切り替えることで、変更することができます。その仕訳入力時の消費税額ですが、「税込」では表示されません。「税抜」の「内税」では自動計算された消費税相当額が金額の下の欄にカッコが付いて、「外税」ではカッコ無しで、別記は表示されず仮受消費税 or 仮払消費税の仕訳が入るようになります。「税抜」の設定で仕訳入力をするときは、税区分や消費税金額を確認しながら入力すると、間違いが少なくなることと思います。
受付センター

【Q】 個人事業者の事業所得の申告に弥生会計を使っています。今まで使っていた事業用のパソコンを買い替えたため、古いものを廃棄したときの処理を?

【A】 仕訳は以下の様になり、金額はそのパソコンの帳簿上の金額が入ります。

      (借方)固定資産廃棄損/(貸方)工具器具備品

法人で設定している場合、特別損失の中に「固定資産廃棄損」が用意されていますが、個人ではこの勘定科目が無いかと思います。勘定科目を登録するか、別の勘定科目で代用することになります。勘定科目の新規登録方法ですが、画面はメニューバー「リスト」→「科目リスト」、クイックナビゲータ「科目設定」を使います。

    個人の設定では、「固定資産廃棄損」を「経費」の中に設定します。

 「経費」をクリックし青く反転したら、画面下の「勘定」ボタンをクリック。勘定科目新規作成の画面が現われますので、ここに登録していきます。勘定科目の設定を変更したら、決算書の設定変更も必要です。こちらは、メニューバー「集計表」→「決算書」かクイックナビゲータの「決算」→「決算書設定」を使います。

「設定項目」の中から「一般用青色申告決算書」左側の四角に入った十字をクリックし開いた中にある「集計科目設定」を選択します。すると右側が切り替わりますので、「帳票」に「損益計算書」を指定、下にスクロールして、空いている箇所を探して新しく作った勘定科目の設定を行います。

    既にある科目を代用する場合は「雑損失」を使うといいかと思います。
勘定科目の設定や、決算書の設定は別途お話ししますので、こちらも参考にしてください。
受付センター
【Q】 固定資産の除却について解説がありましたが、固定資産リストから操作することは?

【A】 できますが、まず先に設定が必要になります。また、決算日で仕訳生成となる「決算仕訳」として登録されます。

 では、設定を確認していきましょう。画面はメニューバー「エクステンション」→「固定資産管理」→「仕訳設定」です。「固定資産仕訳設定」というウィンドウが表われますので、そこで設定や確認をします。クイックナビゲータからは起動できないので注意してください。「固定資産仕訳設定」の上から2番目「除却損の仕訳を生成する」にチェックが入っていなければ、横の□をクリックします。

 次にウィンド一番下にある「除却損」の勘定科目を設定します。ドロップダウンリストから選択しますが、元々「固定資産除却損」勘定自体が科目リストにない場合は、前回お話した様に科目を新しく作るか、他の勘定科目を代用するようにします。摘要は、必要に応じて入力してください。設定が終わったら、除却した固定資産の処理をし、仕訳の生成をしていきます。今度は、クイックナビゲータ「決算」タブから「固定資産管理」、またはメニューバー「エクステンション」→「固定資産管理」→「固定資産リスト」を起動します。該当する資産を選択し、下の「修正」ボタンをクリック。「固定資産修正」ウィンドウの「基本タブ」にある「減少日」を入力しておきます。終わったら「固定資産リスト」画面右上の「仕訳」ボタンをクリックします。仕訳が生成されると「仕訳日記帳」の画面が表われ、確認することができます。その仕訳の「決算」にはチェックが付いていて、伝票番号の下に[償却]と入ります。固定資産リスト機能を使って仕訳を生成したことを示しています。生成した仕訳の修正や削除は、ダブルクリックをし振替伝票の画面から行います。この「仕訳」ボタンは、何回でもクリックすることができ、その度いくつでも同じ仕訳が作られてしまいますので注意してください。また、「償却区分」が「一括償却」となっている資産では、この仕訳転送機能が使えませんので、注意してください。

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